眼科のみならず、転職や就職する際に履歴書を提出しますが、その際に必ずといっていいほど記載することになるのが、志望動機です。志望動機は、なぜそのクリニックや病院で働きたいと考えるようになったのか、なぜその診療科で働きたいと思ったのかなどを、採用担当者にアピールするために記載します。
看護師として働くうえでは、「人の役に立ちたい」「医療業界で働きたい」といった志望動機が思い浮かぶかもしれません。しかし、このような志望動機ではかなり抽象的になってしまい、自分自身の熱意はアピールできないでしょう。転職や就職はある意味ライバルたちとの戦いなので、より自分に注目してもらいたいのであれば、もっと具体的な志望動機を記載する必要があります。
より具体的な志望動機を書くなら、漠然と眼科に転職するというのではなく、眼科でどのような仕事をしたいのかまで決めておくのがポイントです。例えば、眼科で将来的に求められるであろうものの1つに、機能訓練士があります。機能訓練士は、もともと子どもの視力の機能回復をサポートするための資格でしたが、現在ではそれ以上に高齢者の機能訓練を行う資格としての側面が強くなってきています。
日本は世界に類を見ない超高齢化社会なので、機能訓練士が果たす役割はとても重要です。機能訓練士は資格がなければ働けないので、なぜ機能訓練士の資格を取得しようと思ったのかを記載すると、採用担当者へのいいアピールとなるでしょう。